ソーシャルレンディングの仕組みを学ぼう

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ソーシャルレンディングとは、資金に余裕があり投資したい人とお金が必要で借りたい人を、インターネットを通じて結びつける金融サービスのことです。インターネット経由でお金の貸し借りが行われる仕組みですので、すべての利害関係者にとって時間やコストを節約できるメリットがあります。ソーシャルレンディングは、イギリスにおいて2005年にサービスが開始されました。その後、オーストラリア、韓国、中国、ドイツなど、世界中で仕組みが作られるようになり、日本では、2008年に業者が誕生し、サービスを開始しました。借り手と貸し手を直接結び付ける便利な仕組みであり、今後も世界中で拡大を続けていくと考えられており、日本においても様々な企業が新しいサービスを提供しています。

サービス運用会社が審査するマーケット型

ソーシャルレンディングには、いくつかの形式があります。その一つがマーケット型であり、サービスを運用する会社が審査を行って、お金を借りたい人に対して格付けをします。格付けを取る際には、お金を借りたい人が希望する融資額と個人の信用情報、必要な情報を運営会社に渡すことが要求されます。サービスを運用する会社は、信用情報機関に確認し、希望する融資額などを総合的に審査して、お金を借りたい人に対する格付けを決定することになります。お金を貸す人は、サービス運営会社から提供される格付けを見ながら、自分で融資する額を決めます。サービス運営会社は、借り手と貸し手のマッチングを行うことによって、一定の手数料を徴収する形になります。金利は、借り手の個人情報や格付けによって変化します。

借り手が自らアピールするオークション型

ソーシャルレンディングのもう一つの代表的な形は、オークション型になります。お金を借りたい人は、融資を受けた後の資金用途や自らの信用の高さをアピールし、希望する融資額を得ようとします。お金を貸す側は、借り手が提供する情報を確認して、融資を行うかどうかの判断を行うことになります。オークション型の金利は、お金を貸す人たちの入札によって決定される仕組みになっています。そのため、最も低い利率を提示した貸し手が融資を行うことになります。オークション型の特徴は、金融機関が一般的に提示している金利などの影響を受けず、借り手の信用情報やバックグラウンドなどによって決定されます。そのため、過去の返済などをきちんと行ってきている借り手は、低金利で資金調達が可能になります。