ソーシャルレンディングの仕組みと特徴

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ソーシャルレンディングという投資をご存知でしょうか?この投資は事業を行っている会社を通して、個人投資家などから集めた資金をまとめて、高利回りの投資先に投資をする仕組みで高い利益を出すことができる金融商品です。1人の個人投資家の資金力などたかが知れていますが、たくさんの人が集まって投資をすることによって、今までまとまった資金力のある人しか関わることができなかった優良プロジェクトに投資をすることができます。投資と言っても、この場合は「融資」にあたります。投資先の会社はそのお金で利益を出し、利息を支払います。そのような高い金利で融資をしても、投資先の会社は経営不振になるようなことはないのでしょうか。ソーシャルレンディングにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

投資信託とソーシャルレンディングの違い

似たような金融商品に投資信託があります。投資信託の仕組みは「分散投資」です。これは銀行や証券会社などプロが、リスクを抑えて運用するものです。投資先の会社名など公開されているため、安心して任せることができるでしょう。しかしソーシャルレンディングでは投資先の企業名は非公開になっています。利回りやプロジェクト内容から融資先を選ぶことになります。マイナーな企業にとっては名前ではなくプロジェクト内容で判断してもらうことができるため、融資につながる可能性が高く、資金集めの方法として人気を集めています。また名前が非公開なのは特定の相手だと知って融資することは、貸金業にあたり、個人投資家が貸金業法違反にならないようにするためでもあります。そのため企業名が公開されることはありません。

収益を上げる仕組みと事業者の利益

個人投資家は利回りを見て融資先を決めます。そして仲介業者はそれよりも高い金利でプロジェクトに融資を行います。この金利差が事業を行っている会社の利益です。融資を受けた会社は利息以上の収益を出さないとプロジェクトがなくなってしまいますが、一般的に投資先に選ばれるのは高い収益が望める太陽光発電事業や不動産、新興国への投資です。投資家はそうしたプロジェクトの中から好きなものを選んで投資することができます。投資信託と違って分散投資ではないためリスクはありますが、資金をいくつかの投資先に分けることによって、自分で分散型投資にすることは可能です。積極的に情報開示をしている案件もありますので、自分でリスクを考えながら分散させることができます。また、短期の案件と長期の案件がありますが、毎月配当がある案件もありますので、資金が増えていくことを実感しやすいでしょう。